舞鶴と肉じゃが

まいづる肉じゃがまつり実行委員会 パンフレットより

肉じゃがの発祥の地といえば、舞鶴と呉が争っているというニュースを以前見たことがある。というのも、肉じゃがは東郷平八郎がイギリス留学の時に食べたビーフシチューの味が忘れられずに部下に命じて作らせたところ、ワインやバターのような調味料が日本では手に入らなかったので替わりに醤油、砂糖、ごま油で味付けしたことから始まるといわれています。で、問題になるのが東郷平八郎がいつ、その肉じゃがを作らせたのかということ。イギリスから帰ってきて赴任した呉なのか、その後、赴任した舞鶴なのか・・・。舞鶴の言い分としては、「海軍厨業管理教科書」という物にこの肉じゃがの作り方が書かれているのだが、その本が残されているのが舞鶴だけということが根拠らしい。さてさて、その真相はいかに。まぁ、どっちでもいいことなんやけど。下に、まいづる肉じゃがまつり実行委員会のパンフレットに載っている肉じゃがのレシピを書いておきます。まぁ、細かく、1分単位で書いてあります。火力とか条件によって時間は変わると思うんやけどなぁ。

元祖 まいづる肉じゃがの作り方

材料(4人分)
ジャガイモ(男爵) 皮をむいて正味 400g
タマネギ 皮をむいて正味 160g
人参 皮をむいて正味 60g
糸こんにゃく よく水をきって 80g
牛肉(もも) 薄切り 160g
グリーンピース 冷凍のもの 少々
しょうゆ 濃い口大さじ3強 50cc
砂糖 大さじ4と1/2 37g
ごま油 サラダ油でも可 少々


準備
1. ジャガイモは3〜4cm位に切り水にさらす
2. タマネギも1cm位のくし形に切る
3. 人参は2〜3cm位の乱切りにする
4. こんにゃくは十分に水を切り、4〜5cmに切る
5. 肉は適当に切っておく
6. グリーンピースは自然解凍しておく
7. しょうゆ、砂糖は分量を正確に計り、
容器に準備しておく


作り方
1. 鍋を火にかける
十分あつくなったところに油を入れる
2. 3分後 牛肉を入れて炒める
3. 7分後 砂糖を入れて炒め続ける
水分が出てくる
4. 10分後 醤油を入れて、さらに炒める
佃煮のように黒くなる
5. 14分後 水切りしたジャガイモ、人参、こんにゃくを入れて
ひと混ぜしてからひたひたになるまで水を注ぐ
強火で加熱し、煮立った後は中火で煮含め、
ときどき鍋底から混ぜる
6. 31分後 タマネギを入れる。
煮汁が均一にまわるように下から混ぜる
7. 34分後 できあがり
8. 容器に盛りつけてからグリーンピースをちらす

細かいようでおおざっぱなレシピやね