新旭 風車村
花菖蒲ツーリング

2002.6.16(Sun)


 今回のツーレポは前日の夜から始まります。
 ツーリング前夜、私は仕事が終わってからパドックへと遊びにいって、そのあと、夕食を食べてからいつもの店で飲んでいました。阪神が負けてしまったこともあり、いささかテンションが上がりきらないまま、明日はツーリングで早起きやからと言い残して店を出たのは日付の変わった1時頃だったろうか・・・。明日は7時半に滝野・社IC近くのセブンイレブンを7時半に集合出発という予定だったので6時半に出発しようと近所に住む越後屋さんと約束していたので、テレビのオンタイマーと目覚まし時計の時間をいつもより30分早い5時半にして翌日の段取りをしながらルマン24時間レースなんかを見てました。眠ったのは2時過ぎというか3時前になっていたかも・・・。
 翌朝、目が覚めるとすでにテレビはオンタイマーで付いている。画面に表示された時間を見ると6時半。やってしまったぁ〜。すでに越後屋さんとの待ち合わせ時間ではないか・・・。大慌てで着替えてヘルメットを持って駐輪場に着いたのは6時40分。単車のU字ロックを外していると越後屋さんからの電話が。電話に出るなり一言、「ゴメン、寝過ごした」。本当は越後屋さんの住むマンションの下で待ち合わせだったのを私の家のほうに来て貰い、予定より15分遅れで何とか出発。集合場所に到着したのは最後やったけど、7時半には何とかぎりぎり間に合って良かったぁ。恭四郎さんかサブリーダーは、まだ来ていないと思っていたのに・・・(反省の色が見えない発言)。皆さん、お酒は翌日に影響のない程度にしておきましょう。
 そのころ、姫路の恭四郎邸では、夕食を終えた恭四郎さんが何故かふすまを押し開けようとして、ふすまをぶっ倒していたそうな・・・。それを見たさらぼんさんが一言、「飲み過ぎ」。

 さて、反省文はこのぐらいにしてツーレポへと入っていきます。
 1週間ほど前の週間予報では日曜は雨っぽかったけど、近付くにつれて段々と予報は良くなっていき、当日は梅雨とは思えぬいい天気。日頃の行いの良さのおかげかな?
 本日ここに集まったのは、見送りのNinjaのM.Iさんを除いて13台。あとはナオさん達と園部で合流するので全部で15台。久しぶりに台数が集まったなぁって感じ。久しぶりの顔もいたしね。ただ、いつも先頭を走るちかちゃんが、負傷のため参加できなかったのは残念やけどね。走りながらリーダーから無線で聞いた話では、ちかちゃんのギブスはあと10日ほどで取れそうなんで、来月のツーリングには参加出来そうって事でした。早く良くなって、復帰してねぇ〜。
 滝野社からはR372で一路西へと向かう。この道は信号も少なく、交通量もそう多くなくて、山の中を走る快走路。結構、お気に入りの道です。篠山の波々伯部神社(パドックの常連なら読めるよね、恭四郎さん)を過ぎたR173との交差点にあるローソンで一回目の休憩。朝から何も食べてなかったけど、ここでやっとエネルギー補給。越後屋さんがおにぎりと手作りのバームクーヘンを持ってきてくれていたのでみんなで頂きました。ありがとうございました。美味しかったです。ナオさん達とは9時半に園部IC近くで待ち合わせだったので、ここで時間調整をかねてゆっくり休憩。9時頃出発して園部へ。R372で天引峠を越えて府道54号で園部へ。待ち合わせよりちょっと早めに園部に到着。しばらくするとナオさんと彼氏の2名が登場。お久しぶりです!。園部からは府道19号線で美山町へ。この道は2000年8月のツーリングの下見のときにサブリーダーが思わず間違えて走った道。そのときは今回とは反対に美山から走ったけど、後ろをついて走っている人は皆、綾部へ抜けると言っていたはずなのに、なぜ、園部へ向かっているんだろう?と思っていたはず・・・。あれから、もう2年もたつんやねぇ。でも、この道は川沿いを走る、気持ちのいい快走路で間違えて走ったサブリーダーには感謝かも。その上、途中にある気温の表示は26℃〜27℃。走っている分には気持ちのいい気温。梅雨の中休み(といっても梅雨入りしてから全然、雨は降っていないけどね)のなか次の休憩ポイント美山牛乳に到着。


美山牛乳の駐車場で(Thanks,Nao)

 美山牛乳の駐車場は周山街道に面していて、ツーリング中の休憩ポイントになっているようで、他にもたくさんのツーリング中のバイクで溢れていた。その中でちょっと気になったのは、私たちの隣に単車を止めた一団。みんなバラバラの他府県ナンバーなのにみんな親しげ。多分、京都の学生さん達なんでしょうね。あぁ、懐かしい。ついこの間まで学生だったような感じがするけど、数えてみると○年もたってしまっている・・・。歳を取るはずやね。まぁ、そんなことは置いといて、その人たちの会話を聞いていると、どうもここにくるまでに2人ほど青いお札を頂いたとか・・・。周山街道は取り締まり、多いからね。皆さん、走るときは気を付けましょう!。で、話しは私たちのグループに戻ります。みんなで、牛乳を飲み終わった頃にリーダーが、おもむろに東京出張のお土産といってキティちゃん人形焼きを取り出すと、私の隣で誰かがボソッと「牛乳を飲む前に出して欲しかった」と言う声も聞こえましたが・・・。もう一つ、取り出したのは巨大どらやき。この、巨大どらやきは後に、きっちりとリーダーのお腹の中に収まりました。上の写真の一番前に写っている新旧2台のGPzに乗るS.KさんとK.Uさんの女性2人と、マジェ乗りYさんはここでお別れ。茅葺きの家を見てから帰るそうです。お気を付けて〜。
 ここからは府道38号で西へと進む。府道に入ってちょっと走ると茅葺き集落が目の前に現れる。前からこんなに茅葺きの家が集まっていたかなぁ・・・。こんなに茅葺きの家が集まったところがあるのなら、美山で帰った二人のためにもこっちで休憩した方が良かったのかなぁって思ってしまいました。でも、前もって知っていたわけじゃないから後の祭りってやつやけどね。府道38号線は美山の集落を抜けると佐々里峠へ。途中、道幅は全体として1.5車線程度。なかなか楽しい道やけどロードレーサーに乗ったチャリダーの多いこと。また、そのチャリンコの下り坂では早いことと言ったら・・・。佐々里峠を下って平地にさしかかったあたりで、ナオさんが路肩にバイクを止めたのでどうしたのかなぁ?と横にバイクを止めると、袖口からウェアの中に蜂が入ってしまい3カ所も刺されてしまったとのこと。とりあえず先頭を走るリーダーに無線で連絡を入れて停まってもらい、そこまで移動。誰かが持ってきていたムヒを刺されたところに塗り混み応急処置。腫れなければいいけど。さて、このときにサブリーダーから素朴な疑問の声が。「蜂って一回刺したら針が抜けるんじゃなかったっけ?」それに対して周囲から「それはミツバチだけ」という突っ込みが入る中、横にいた恭四郎さんはよくぞ聞いてくれたと・・・。うちのクラブでは単車で走行中にハチに刺されたのは私に続いて2人目。皆さんも蜂には気を付けましょう!
 再スタートしてから府道38号に別れを告げて、県道110号を通ってR367鯖街道へ。朽木村へはいるとさすが鯖街道、鯖寿司屋の多いこと。このときにはすでにお昼をまわっていたので、食べたいなぁって思っていた人は結構いたみたい。鯖寿司に後ろ髪を引かれながら鯖街道から県道23号へ。安曇川町を通り抜け目的地の新旭町へ。田んぼの中のまっすぐな道をウロウロ走っていると右手に風車のような物が見えてきたので、きっとそこが目的地、「道の駅しんあさひ風車村」だろうと適当に右折。なんとか、無事に到着。お腹も空いたことやし、まずは腹ごしらえからと入ったレストランのメニューが、こじゃれてて高いこと・・・。カレーとかうどんとか丼物でも構わないのに・・・。まさか、ツーリング先でナイフ・フォークを使って食事をすることになるとは。食事中にナオさんの知り合いのShadow乗りのおっちゃん登場。一瞬、他のテーブルに座っている人たちからは、あれは誰だ?という視線が・・・。ゆっくりと食事を済ませ、目的の花菖蒲園へ。入場料は500円。今回もやっぱり団体割引は適用されず正規料金で。菖蒲園の中はちょうど見頃という感じでたくさんの花菖蒲が咲いていました。極早生品種は終わって、早生と中生が中心という感じ。


花菖蒲 (Photo by 越後屋)

 ナオさん達、大阪へ帰る2人は、湖北をぐるっと回って東側を走って帰るって事でここでお別れ。ここからは湖岸道路でR161へと出て大津まで下道を走る予定が、志賀町あたりで渋滞が始まったので下道を諦めて湖西道路へ。湖西道路から西大津バイパスへと入ったあたりから、またまた渋滞。エンジンが熱い・・・。走らせてぇ〜。後になってサブリーダーから渋滞になった時点で下に降りて大津まで走った方が良かったかなぁという反省の弁もありましたが、路肩を抜け抜けして何とか名神・京都東ICへ。名神・桂川PAで一応解散。それでは皆さん、家まで気を抜かないように、気を付けて。

 私たちは、そこから中国道、阪神高速北神戸線、第2神明と走り継ぎ家のある播磨町にたどり着いたのは7時過ぎでした。走行距離は350kmぐらいかな?ちゃんとチェックしていないんではっきりとは分かりませんが。